アレキサンドリアでの勘違い。

毎日朝から晩までピラミッドを見ていたら、さすがに少し飽きてきたので、1泊2日でアレキサンドリアに行くことにした。
アレキサンドリアとは、地中海に面したエジプト第二の都市。
首都カイロからは約200kmで鉄道が通っており、割と気軽に行ける場所だ。

カイロの東京駅ことラムセス駅に着くと構内にも関わらず、タバコを吸っている人がとても多い。
屋外のプラットホームならまだ理解はできるが、駅の構内(室内)で歩きタバコをしている姿はかなり異様に映る。
日本でも昔は飛行機内でも吸えたみたいだが、僕が記憶してるのは駅のホームに喫煙エリアがあったくらいだ。
新幹線でも喫煙車両に乗ったことはあるが、あまりに煙くて後悔し、以後乗ったことはない。
ちなみに前回のブログで書いた空港からホテルまでのタクシーでは車内でタバコが吸えた。
多分タバコに寛容な国というよりも、あまり何も気にしてないという感じだと思う。

さて、3時間と長旅を経て。駅に着き外に出るとカイロほど人は多くなく、街もほどよく活気があり、良さそうな街だと感じた。
気温は20度前後でちょうど良く、カラッとしていてバルセロナのような気候。
何より毎日悩まされていた砂嵐がなく、やっと解放された気分だ。

街を歩いていると「一緒に写真を撮ってくれ」と子供や10代の子たちにやたらと頼まれる。
これはピラミッドでもよくあったが、ここアレキサンドリアではこの“逆ナン”が多い。
最初は僕がこんなにイケメンだから…と思っていたが、理由は違っていた。
どうやら学校で友達に自慢するために撮っているらしい。
有名人とのツーショットならまだわかるが、40歳過ぎたオッサンがまるでポケモンのような使い方をされていると思うと、いささか複雑である。

最初は立ち止まってしっかりと一緒に撮ってあげていたが、後半は慣れてきており、インカメにニッコリ、そのまま立ち去るというようなまるでハリウッドスターのような立ち振る舞いができるようになっていた。
もう子供がスマホを持って恥ずかしそうに近づいてくれば、写真を撮って欲しいんだな、とこっちから手招きできるくらい愛想良くなっていた。

実はこれもケニアで会った旅人にあらかじめ聞いていたこと。
もし知らなかったら「俺はスターだ!」と勘違いして移住する覚悟だったかもしれない。

関連記事

  1. かつて秘境と呼ばれた楽園、ピピ島。

  2. 憧れの生ピラミッドへ。

  3. ディアニで朝食を。

  4. ジョモ・ケニヤッタ空港の賄賂スパイラル。

PAGE TOP